Browsing: Europe

欧州委員会(EC)は、プラチナ製剤を含む化学療法の適応がある切除不能または転移性尿路上皮がんの成人患者の第一線治療薬として、エンフォルツマブ ベドチン(Padcev)とペムブロリズマブ(Keytruda)の併用療法の販売を承認しました。1この規制当局の決定は、第3相EV-302/KEYNOTE-A39試験(NCT04223856)の結果によって裏付けられました。この試験では、エンフォルツマブベドチンとペムブロリズマブ(n = 442)の併用により、全生存期間(OS)の中央値は31.5か月(95% CI、25.4-未到達(NR))であったのに対し、プラチナ製剤を含む化学療法(n = 444)では16.1か月(95% CI、13.9-18.3)となり、死亡リスクが53%減少しました(HR、0.47、95% CI、0.38-0.58、P < .001)。1,2 また、この併用により、無増悪生存期間(PFS)の中央値は12.5か月(95% CI、10.4-16.6)に対し6.3か月となりました。プラチナ製剤を含む化学療法による治療では、生存期間が 1 年(95% CI、6.2-6.5)延長し、疾患進行または死亡のリスクが 55% 減少しました(HR、0.45、95% CI、0.38-0.54、P <…